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2012/03/18 平成23年度 寺田池発表会を開催しました。(報告)。

~平成23年度 寺田池発表会~

平成24年3月18日(日)午前9時30分から約2時間、兵庫大学2号館104号室にて恒例の寺田池発表会を開催しました。

あいにくの雨模様でしたが、約70名の参加者は様々な分野の発表(報告)を熱心に聞き入っていました。

1)ヌバタマ貝(ドブ貝)の養殖実験による水質向上プロジェクトの経過報告

    /兵庫県立農業高等学校 
      農業環境工学科の生徒の皆さん


寺田池の中島と兵庫大学に挟まれた部分は水の流れが悪く、池の改修直後にアオコや悪臭が発生しました。

兵庫大学や県立農業高等学校は専門家のアドバイスを受けながら、昨年3月、ヌバタマ貝(いわゆるドブ貝)の養殖により水質浄化を目的とする実験施設を設置し、様々な実験を行いました。

2)わがまちの宝さがし(豊かな自然を大事にしたい)

    /平岡北小学校  4年 橋本 恵汰 君


去る1月29日の神戸新聞の「わがまちの宝さがし」という特集記事に掲載された寺田池のレポートについて、寺田池を取材してくれた平岡北小学校4年の橋本恵汰君に「寺田池の思い」を発表してもらいました。

3)わたしの夢&寺田池プレーパークの取り組み

    /かこがわ冒険団 代表 森  翔太 氏

森さんは、住友林業ホームエンジニアリングにお勤めで、昨年10月にイギリスで開催された第41回技能五輪国際大会に日本代表として参加されました。
この大会は、世界51の国と地域から約1,000名の若い技能者が46の職種で世界一を目指す競技会です。森さんは見事、建築大工部門で銀賞を受賞されました。

明神の森芝生広場で建築中の新しい倉庫は、建築士会の皆さんとの共同で製作していただいております。
また、寺田池プレーパークは、寺田池の明神の森を拠点にした冒険遊び場で、子供たちが「自分でやってみたい」を実現できる遊び場です。
忙しい仕事のかたわら、冒険団代表として行う自然の素材を生かした遊び場の提供は、地域の子供の生きる力を育みます。


4)SAVE・JAPANプロジェクト(平成23年7月31日開催)の事業報告

    /市民活動センター神戸 入江 陽子 氏


5)外来種ミシシッピアカミミガメの捕獲状況からみる和亀絶滅の危機

    /和亀保護の会  代表 西堀 智子 氏


和亀保護の会は、石亀やクサガメなどの在来種のカメ類を保護し、またそれらカメ類を取り巻く自然環境を保全するために、これらに関心のある者の協力と親睦をはかり、実践活動、啓発活動、調査研究、知識の普及・情報の発信を行なうことを目的として活動なさっています。
寺田池の和亀も絶滅の危機にあり、その保護が今後の課題となっています。

6)ため池の管理・活用と安全対策、今後の取り組み

    /新在家農会・水利組合長 赤松 輝雄 氏


草刈の時に犬の糞が飛び散って困る。
糞の後始末を徹底してほしい。

100%安全という保障はない。
決して子供だけで水際に近づかないように。
周りの大人も見守ってほしい。

現地の工作物に火をつけたりしないでほしい。